保育園様の公式ホームページ

目次

完成デザイン

仮想案件として、大阪府の保育園のホームページを制作しました。
保護者が園選びをする際に重視する「安心感」「教育方針」「園の雰囲気」「見学のしやすさ」が一目で伝わるよう、やさしく親しみやすいデザインで設計しています。

ファーストビューでは、
「つばさを広げ、未来へ羽ばたけ!」
というメッセージを配置し、子どもたちの成長を支える園の姿勢が伝わる構成にしました。

スクロールできます
お客様つばさ保育園(架空)様
目的園における子どもたちへの向き合い方と、取り組みを広く発信することで、保護者様の安心醸成と園への信頼構築を促進し、新規入園者の確保につなげる
URLhttps://portfolio3.growth-kit88.com/

制作のポイント

 近年、保育園選びでは、保護者が事前にWebサイトで情報収集を行うことが一般的になっています。
園の方針、日々の生活、年間行事、見学案内などが分かりやすく整理されているかどうかは、問い合わせや見学予約に大きく影響します。

一方で、保育園サイトでは情報量が多くなりやすく、初めて訪れた保護者にとって「どこを見ればよいか分かりにくい」という課題もあります。

当時の状況と事業環境の整理

 近年、保育園を選ぶ保護者の方は、見学前にWebサイトで情報収集を行うことが一般的になっています。

保育園は、子どもが日中の多くの時間を過ごす場所であるため、単に「家から近いか」だけでなく、園の雰囲気、安全面への配慮、保育者の信頼感、日々の生活内容、行事、入園までの流れなど、複数の情報を比較しながら検討します。

一方で、保育園サイトは掲載すべき情報が多くなりやすく、情報の見せ方を誤ると、保護者が「どこを見ればよいか分からない」と感じてしまう可能性があります。

そのため、今回のサイトでは、保護者が園選びで重視する項目をもとに、情報の優先順位を整理し、必要な情報へ自然に誘導できる構成を目指しました。

抽出した課題

 今回の制作では、保育園サイトにおける課題を以下のように整理しました。

 

・園の雰囲気や安心感が、Web上で十分に伝わりにくい
・安全面や保育方針など、保護者が重視する情報を分かりやすく整理する必要がある
・日々の生活や年間行事など、入園後のイメージにつながる情報が見つけやすい
 構成にする必要がある
・見学や入園相談など、次の行動につながる導線を明確にする必要がある
・スマートフォンで閲覧する保護者にも、ストレスなく情報が届く設計が必要である

 特に、保護者の方は園選びにおいて「ここなら安心して子どもを預けられるか」を重視します。
そのため、単に園の情報を並べるのではなく、安心感・信頼感・生活イメージ・行動導線が伝わる情報設計が重要だと考えました。

市場分析

保護者の保育園を選ぶ基準を調査

 まずはじめに、保育園サイトの情報設計を行うにあたり、保護者の方が施設選びでどのような情報を重視しているのかを確認しました。

日本総合研究所の「保育の質に関するアンケート結果報告書」では、0歳から小学4年生の子を持つ親約4,000名を対象に、施設の利用状況、満足度、施設に対するニーズなどを調査しています。調査は2022年3月に実施されています。

同報告書によると、施設選択理由として最も多いのは「アクセス」49.7%であり、次いで「施設の雰囲気」「安全への配慮」「保育者の信頼度」が40%弱で続いています。

つまり、保護者は園選びにおいて、以下のような項目を重視していると考えられます。

このランキングを踏まえ、本サイトでは、保護者の方が重視する情報とサイトメニューを対応させる形で構成しました。

戦略設計

 上記の市場分析を踏まえ、本サイトでは、保護者の意思決定に必要な情報を段階的に伝えることを重視しました。

ターゲット

 未就学児を持つ保護者。特に、アクセスだけではなく、園の雰囲気・安全性・教育方針を重視する保護者を想定。

 保護者が園選びで重視する「安全への配慮」に対応するため、安全・清潔な設備や、子どもたちへの丁寧な関わりが伝わる構成にしました。

単に設備情報を掲載するだけでなく、「子どもが安心して過ごせる環境であること」が伝わるよう、やわらかい表現と写真を活用しています。

  1. 安心して子供を預けられる

 保護者が園選びで重視する「安全への配慮」に対応するため、安全・清潔な設備や、子どもたちへの丁寧な関わりが伝わる構成にしました。

  1. 園の雰囲気が伝わる

ランキング上位にある「施設の雰囲気」に対応するため、写真を大きく使用し、園 の明るさや温かさが伝わるデザインにしました。

保護者がサイトを見た瞬間に、園の空気感を感じられることを重視しています。

  1. 保育・教育方針が分かる

「保育者の信頼度」や「保育・教育方針」は、保護者にとって重要な判断材料です。

そこで、「当園の特色」の中で、食育、英語教育、心を育む声掛けなど、園が大切にしている取り組みを紹介し、園の考え方が伝わる構成にしました。

  1. 園生活を具体的にイメージできる

 保護者は、入園後に子どもがどのように過ごすのかを知りたいと考えます。そのため、「毎日の生活」と「年間行事」を設け、日々の過ごし方と季節ごとの活動を分けて伝える構成にしました。

 これにより、保護者が入園後の生活を具体的にイメージしやすくなります。

  1. 見学・問い合わせに進みやすい

保育園選びでは、最終的に「実際に見てみたい」「話を聞いてみたい」という行動につながることが重要です。

 そこで、電話番号、メール問い合わせ、見学案内を分かりやすく配置し、保護者が迷わず次の行動を取れる導線を設計しました。

デザイン構成

デザインコンセプト

 当園の方針である「子どもたちの個性を大切にし、自主性を育む」という想いを視覚的に表現するため、ファーストビューは大空をイメージした空色を基調に設計しました。空に向かってのびのびと成長していく子どもたちの姿を連想させることで、園の方針や温かな雰囲気が直感的に伝わるデザインを目指しています。

 また、保育園らしい明るさや親しみやすさを大切にしながら、保護者が必要な情報を落ち着いて確認できるよう、余白や色使いにも配慮しました。

表現設計

保護者の方が重視される「施設の雰囲気」「安全への配慮」「保育者の信頼度」「保育・教育方針」を伝えるためにトップページおよび主要メニューに「当園の特色」を配置しました。
つばさ保育園のサイト内でも、安全・清潔な設備、心を育む声掛け、食育、英語教育に力を入れていることを紹介しており、保護者が安心感や園の方針を把握できる内容にしています。

≪トップページ≫

≪当園の特色ページ≫

また、「保育時間・預かり時間」「身体面の成長への配慮」「保育・教育内容」に関わる情報として、「毎日の生活」を設けました。
入園後に子どもがどのように過ごすのかをイメージしやすくすることで、保護者の不安を軽減する狙いがあります。

≪毎日の生活≫

≪年間行事≫

さらに、園の活動内容や子どもの成長機会を伝えるために、「年間行事」を配置しました。
行事を通じた体験や季節ごとの活動を紹介することで、保護者が園生活の具体的なイメージを持てるようにしています。

加えて、施設選択で最も重視される「アクセス」に対応するため、各ページ下部には所在地、最寄り駅からの距離、車でのアクセス、Googleマップへの導線を設けています。駅から徒歩5分、車で青空ICから10分という好アクセスを訴求しています。

そして、保護者が実際に園の雰囲気を確認できるよう、「見学案内」をトップページ内に配置し、問い合わせにつながる導線を設計しました。サイト内でも「見学は随時受け入れております。※要予約」と記載し、見学への心理的ハードルを下げています。

≪入園案内ページ①≫

≪入園案内ページ②≫

このように、本サイトのメニューは一般的な保育園サイトの項目を並べたものではなく、保護者が園選びで重視するランキングデータをもとに、
「知りたい情報を見る」→「園生活をイメージする」→「安心感を持つ」→「見学・問い合わせへ進む」
という行動導線を意識して設計しています。

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